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カポーティ「Other Voices, Other Rooms」1948

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邦題は「遠い声 遠い部屋」。カポーティの初長編だと。 もしこれ一冊で終わっても悔いは無し、というビシビシ感。 私が、カポーティを好きなところは、どこかナナメな笑いや余裕がある感じ? しかしこの本は、マジ感、感ずる。 乱暴に言えば「いいことは一つも無いし、どこに行こうが逃げられない」という話。かな? なのに夢中に読ませてしまうのは、コレ即ち作家の技量か。 登場人物の皆が哀しいキャラに思えるが アイダ… Read More